ニンニクやステーキなどのスタミナ料理で疲れはとれるのか?

ニンニクやステーキなどのスタミナ料理で疲れはとれるのか?

本当に有効な疲労回復は?

疲れた時は、栄養ドリンクで疲労回復!うなぎやステーキを食べてスタミナをつけよう!というような言葉をテレビなどでよく聞くと思います。このようなうたい文句に人間は乗せられて試したくなるもんです。悪くはないのですが、これらのような疲労回復方法のほとんどは、科学的根拠に乏しいということをご存じでしょうか?たとえば栄養ドリンクに含まれているタウリン。これには栄養補給効果はあるものの、疲労を回復するとは明言されていません。飲用後に一時的に疲労感が消えたようになるのは一緒に含まれているカフェインによる効果である可能性が高いとされています。また昔から夏パテに効くとされる、うなぎやステーキにも、エネルギー補給以上の疲労回復効果は認められていません。もちろん、これらを食べるのは意味がないというわけではないですが、体的には胃腸に負担をかけ内臓を疲れさせる存在で、疲労はエネルギーの摂取だけでは取れないということなのです。疲労を取るのは結局のところ疲労因子FFを抑え、疲労回復物質FRを発生させるのが一番ということです。

睡眠

夜にしっかり寝ることで疲労因子FFの発生を抑える

カラダが健康であれば、どんなに疲れていても一晩ぐっすり眠ればある程度の疲れは取ることができます。ではどうして眠ると疲労回復に繋がるのでしょうか?それは前述した疲労因子FFと疲労回復物質FRにある。FFが発生するとFRが反応して活性酸素によって傷ついた細胞の修復作業を行いますが、この作業は24時間年中無休で行われています。通常、昼間ほど活発に動き体内で多くの活性酸素が出て細胞を傷つけるため、FFの発生量も多くなります。するとFRがどんなに頑張ってもFFの発生量に追いつけず、細胞の修復が間に合わないという事態が起きるのです。しかし夜の時間帯にしっかり休めば、活性しているFFの発生量は抑えられるため、FRの働きの方が上回り細胞の修復が進む。疲労回復において睡眠が大事な理由というのはこういうことなのです。FFは何をしていなくても立っているだけで増えますが、横になってリラックスしていると減る性質を持っています。だから昼間は、20分程度のうたた寝でもFFを抑えることができて、FRの働きを良くすることを日々気にするようにしてみましょう。

イミダペプチド

人聞にも効果がある抗疲労成分とは

疲労回復に効果がある抗疲労成分を食事でとれる、と聞いたらすぐに食べたくなる人も多いはずです。近年この分野の研究は進んでいて、普段よく食べている食材にも抗疲労成分が豊富に含まれていることがわかってきています。その成分がイミダペプチドといわれています。イミダペプチドはタンパク質の一種で鳥の胸肉に多く含まれている。たとえば渡り鳥は何百kmも休みなく飛び続けて飛ぶが、その抗疲労メカニズムの研究から、彼らの羽の付け根にあるイミダペプチドの存在が注目されました。イミダペプチドの効果については、さまざまな実験が行われているが、結論から言うと、イミダペプチドには抗酸化作用で細胞が錆びて傷つく
のを防ぎ、疲労因子FFを軽減し、細胞の機能低下を抑えるさまざまな働きを持つことが明らかになっています。今はイミダペプチド関連食品は飲料やサプリなど数種類発売されているのでチェックしてみるといいでしょう。

運動

疲労時には軽い運動でFRを出しやすくしよう

疲れたといって休んでいるだけではなく、軽い運動を行うことで疲れを軽減することもできます。運動をすると疲れるのでまずFFが発生します。それに反応してFRが出てくるのですが、負荷の少ない運動でFFの発生量が少量であれば数時間以内にFFは減少し、代わりにFRが優位になり傷ついていた細胞の修復が進むため、疲労回復に繋がります。ここでポイントですが、軽い運動でなければいけないという点です。汗をかくような運動では疲れを溜めてしまうことになりまりますので、電車で立っておく、エスカレータではなく階段を使うといった運動なら、無理なく普通の生活の延長線上で行えますし、血行改善や細胞の老廃物をスムーズに排出する効果も期待できまする。疲労回復と体内改善が行うことができます。

緑の葉っぱと太陽光

意外な疲労軽減効果がグリーンとオレンジ

森の中や山に出かけると心も体もスッキリして疲れが取れるような感覚を感じたことがあると思います。これは無根拠ではなく葉っぱや草からの緑の香りには疲労回復効果があることが科学的に証明されているからなんです。ある実験では、緑の香りを嗅がせたサルとそうでないサルに簡単な作業をさせたところ、嗅がせなかったサルの作業能力が徐々に低下したのに対し、嗅がせたサルはほとんど能力が低下しなかったということなんです。また緑の香りが脳の神経細胞の機能を高めることで細胞への負担を軽減し、結果的に活性酸素の発生を抑えることもわかっています。そしてもうひとつの効果に、太陽光にも疲れにくくする効果があるとされています。朝は朝日を、夕方には夕日を浴び、また外に出なくても室内の電気を昼は昼光色、夜は夕焼け色のオレンジの光に変えながら徐々に照度を落とすといった事をすると、自律神経に負担がかからず疲れづらくなります。なるべく普通の生活をしていても自然に近い環境を作ることが大切です。

入浴

半身浴でFFの発生を抑えよう

お風自に入ると疲れが取れる。というのは昔から言われてきましたし、誰もが当たり前に感じていることだと思います。体を暖めることから入浴の最もよく知られている効果が血行促進ですよね。入浴すると血管が広がり、血液の流れが良くなります。すると体内の老廃物が血液と一緒に力ラダの外へと排出されるようになります。この時に、疲労因子FFの原因となる老廃物も一緒に流されるため、疲労の緩和に繋がるんです。とはいえ、ただお風呂に浸かればいいということではありません。よく、疲労回復にほ半身浴が効果的と聞かれたことがあるかと思いますが、これにもちゃんと根拠があります。FFは半身浴から全身浴と発生量が増えますが、FRは半身浴も全身浴も変化が見られません。つまり、全身浴を長時間続けるとFFばかりが出てしまい体が疲れてしまうのです。短時間であれば問題ありませんが、基本的には全身浴は負担が多いです。また、熱い湯に浸かるのも交感神経が働いてしまい緊張状態になるため、疲労回復にはならなくなってしまうため注意が必要です。

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